尿酸値を下げる方法

食材のプリン体を減らす工夫

 

 

 

前述にもありますが、プリン体は一般的にはお勧めの健康食材にも多く含まれているので、これを全て控えるということになると、改善の食事が逆に違う部分で偏った食事になりかねません。

 

 

そこで、食材のプリン体を減少させる工夫についてお話します。プリン体は水溶性です。つまり食材に含まれるプリン体は調理中の水分の中に溶け出しますから、肉や魚は焼くのではなく、煮る方がいいのです。肉や魚を煮て、その茹で汁は捨ててしまうことでプリン体は確実に減少します。

 

 

逆にいえば、プリン体の多い煮干し、かつお節を使った出し汁にはプリン体が多く溶け出しているわけで、その出し汁を使った料理には注意が必要となるのです。

 

 

つまり、豚骨や鶏がらを使用したラーメンやスープ、肉を焼いたあとの肉汁など、旨味のする汁の部分にこそプリン体は多く含まれているので、ここはグッと我慢のしどころなのです。

 

 

ポイントはスープ類は全体的に控えることで、水分はお茶などで摂るようにすることです。又、魚は内臓を除くだけでもプリン体は減少しますから、合わせて応用して下さい。但し、いわしはプリン体を多く含むので要注意で、しらす干し、ちりめんじゃこ、メザシ、煮干し、アンチョビ、オイルサーディンも同じイワシですから控えるようにしましょう。