尿酸値を下げる方法

食事などによる改善法

 

 

 

尿酸値が上がって痛風になることを「贅沢病」とも言い、まず食事については、全体的に量を減らすことが先決で、肥満の解消に努めなければなりません。

 

 

ビールには案外プリン体の含有量が少ないのですが、カロリーが高く、更にアルコール自体が尿酸値を高める特性があるので、非常に良くありません。既に尿酸値が高くなっているというのなら、全ての種類のアルコールを控えることが必要です。

 

 

その代わり、水分の摂取量を増やして腎臓からの尿酸の排せつを促すことは欠かさないようにするのがポイントです。

 

 

運動については、毎日少しずつでもいいので歩くようにするなどの習慣をつけ、楽にできる有酸素運動を長く続けることが大切です。改善のためだからと一気に欲張ってはいけません。ストレスは逆効果ですから、のんびり、ゆっくり型の改善を続ける方が効果的です。

 

 

尿酸値を下げるためにはプリン体を多く含む肉や魚の摂取を控えるようなこともいわれますが、量を減らして、その分野菜を多く摂ればいいでしょう。野菜は尿アルカリ化食品で、その名の通り尿をアルカリ性に傾ける効果があります。尿酸は尿が中性からアルカリ性になるほど解けて排出しやすくなるので、尿アルカリ化食品は改善食の重点食材です。

 

 

他には海藻類や果物が尿アルカリ化食品で、大豆類もそうなのですが、プリン体も含まれているので避けた方がいいでしょう。