尿酸値を下げる方法

尿酸値とは

 

 

 

尿酸とは、プリン体が肝臓で分解されてできる物質です。体内では細胞が生まれ変わろうとする新陳代謝が常に繰り返されており、古い細胞が死滅する時に核酸を構成していたプリン体は分解され、健康、不健康に関係なく体内では尿酸が生成されています。

 

 

これ自体は異常でも何でもなく、尿酸は体内で生じた老廃物ですから、普通の状態なら血液などの体液に溶けて循環し、最終的には尿といっしょに体外に排泄されます。そこで尿酸という名前もついているわけです。

 

 

しかし、尿酸の量が増えたり、体外に排出される値が低下するようなことがあれば、尿酸は無用な蓄積をして身体に悪影響を与えます。つまり尿酸のもととなるプリン体が多いと問題が起きやすいということで、今まで、そんなに意識されていなかったものですが、ここにきて、にわかに注目されているのです。

 

 

プリン体は量の差はありますが、様々な食品に含まれています。100gの含有量では、干し椎茸380mg、わかめ262mg、だしの素684mg、豚レバー284mg、牛レバー215mg、鶏レバー312mg、カツオ211mg、イワシ210mg、大正エビ261mg、などが多く、他の目的では健康食品となるものも含まれています。

 

 

意外なことにビールにはそれ程含まれてはいません。一般的にプリン体は1日400mgを超えないようにするのが目安とされています。